世界情勢が大きく揺れている今、「金」は再び注目を集めています。特に2026年に入ってからは、中東情勢の緊迫化、アメリカの金融政策への不透明感、円安の進行などが重なり、金価格は歴史的な高値圏で推移しています。実際に市場では、「有事の金」として世界中の投資マネーが流入している状況です。
現在、中東ではイラン情勢を中心に地政学リスクが高まり、原油価格の上昇懸念が広がっています。このような不安定な局面では、株や通貨よりも“価値がゼロになりにくい資産”として金が選ばれやすくなります。実際、世界各国の中央銀行もドル資産だけに依存するリスクを避けるため、金の保有を増やす動きを続けています。
さらに、日本国内では円安の影響も非常に大きなポイントです。金はドル建てで取引されるため、円安になるほど日本の金価格は上昇しやすくなります。現在のように円の価値が弱くなる局面では、国内の金相場が押し上げられやすく、「過去に買った金製品が想像以上の価格になる」というケースも増えています。
また、近年はインフレの長期化も続いています。物価が上がる一方で現金の価値は実質的に目減りしていくため、“現物資産”である金の価値が見直されています。特にネックレス、リング、インゴット、コインなどは資産価値として世界共通で評価されるため、国内外問わず需要が非常に高い状態です。
一方で、相場は永遠に上がり続けるわけではありません。現在の金市場は、中東リスクによる上昇要因と、アメリカの高金利政策による下落要因が綱引き状態になっています。FRBの利下げ観測後退やドル高が進めば、金価格が急落する可能性もあるため、「高値圏にある今のうちに売却を検討する」という動きが非常に増えています。
特に壊れているアクセサリー、片方だけのピアス、古いデザインのジュエリーでも、現在は素材価値だけで高額査定になるケースが多数あります。「昔買ったものだから価値はない」と思っていた品物が、数万円〜数十万円になることも珍しくありません。
今の相場は、世界情勢の不安定さと円安が重なった“歴史的な高水準”とも言われています。だからこそ、「まだ上がるかも」ではなく、“高いうちに現金化する”という考え方が重要です。使っていない金製品があるなら、相場が高騰している今こそ見直す絶好のタイミングです。