2026年5月29日現在、金相場は依然として歴史的高値圏を維持しており、「今が売り時」と言われる理由が世界情勢からも非常に強く出ています。特に現在は、“地政学リスク”“円安”“金融市場の不安定化”という3つの要素が重なり、日本国内の金買取価格を大きく押し上げています。
まず注目されているのが、中東情勢です。アメリカとイランを巡る緊張状態が続いており、原油市場や為替市場にも警戒感が広がっています。市場では「もし軍事衝突が拡大すれば世界経済に大きな影響が出る」と懸念されており、その影響で“安全資産”と呼ばれる金に買いが集中しています。世界的に不安定な局面では、株式よりも価値が落ちにくい金へ資金が流れやすく、現在の高騰相場を支える大きな要因になっています。
さらに、日本国内では円安が継続していることも金価格高騰の理由です。現在もドル円は円安水準で推移しており、海外市場で上昇した金価格が、日本円換算でさらに高くなる状態が続いています。つまり今の日本は、「世界の金価格上昇」と「円安」が同時に起きているため、国内の買取価格が過去最高クラスになりやすい状況なのです。
一方で、今後の相場には注意も必要です。現在アメリカではFRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策に市場が敏感になっており、「利下げが遠のくのではないか」という見方も出ています。通常、金は利息を生まない資産のため、金利が高止まりすると売られやすくなる傾向があります。さらに、今後中東情勢が落ち着いた場合には、“安全資産として買われていた金”に利益確定売りが出る可能性も十分考えられます。
実際、最近の金市場は1日で数百円単位動くことも珍しくなく、非常に値動きが荒い状態です。そのため、多くの人が「さらに上がるのを待つ」よりも、“高いうちに売却して利益を確定する”という動きを強めています。
特に最近は、昔購入したネックレスやリング、壊れたジュエリー、片方だけのピアスなどを売却する人が増えています。以前は値段が付きにくかった古いデザインのアクセサリーでも、今は金そのものの価値が高騰しているため、素材価値だけで高額査定になるケースが非常に増えています。
K18・K24、インゴット、喜平ネックレス、金貨などはもちろん、刻印が古いものや傷がある製品でもしっかり評価される相場です。「もう使わない」「眠ったまま」という金製品が、現在では想像以上の価格になる可能性があります。
相場は“高い時に売る”のが基本です。そして2026年5月29日現在の金相場は、過去を見てもかなり高い水準にあります。今後さらに上昇する可能性はある一方で、情勢改善や円高への反転で急落するリスクもあります。だからこそ今は、“高値圏で売却できるチャンス”として、多くの人が査定・売却を検討しているタイミングと言えるでしょう。